ホワイトニングの禁忌症

全身的、口腔の状態による禁忌

ホワイトニングは過酸化水素や過酸化尿素を使用するので、これらの薬剤により健康に被害を及ぼす可能性のある場合を禁忌としています。

・妊娠中の方
・授乳中の方
・漂白剤アレルギー
・ラテックスアレルギー
・無カタラーゼ症
・重篤な知覚過敏
・重篤な歯周病

また、この他にも

・金属塩による着色
・小児

なども挙げられます。

ホワイトニングの禁忌

ただし、小児に関しては生物学的な問題を考慮しての禁忌ではなく、歯科医療倫理としての禁忌です。諸外国では、本人が責任を持って処置に対する判断ができる年齢以上を対象とするように考えられています。そのため、アメリカなどでは州によっては21歳以上という年齢制限を設けているところもあります。
したがって、保護者の意向と同意がある場合は制限なくホワイトニングの治療は可能です。

適応症

全身的、口腔内状況を除いて着色歯のみを考えた場合、現代のホワイトニングの原理からすると禁忌症は金属塩による着色のみといえます。また、高齢者の着色に関してはむしろ効果が出やすいと考えられ、セラミックなどの補綴処置による治療よりもホワイトニングによって色調の改善を図れば、歯質の削除量を減らせ、歯の保存に大いに役立つと考えられます。